ダイケン ハンガーレール シリーズ
【用途事例（導入事例）】をご紹介

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建築金物総合メーカー 株式会社ダイケンは、1950年代から工場や倉庫など大きくて重い扉の吊り下げ・移動ができる「ハンガーレール（ドアハンガーとも呼ばれる）」の製造を始めました。以来70年以上に渡りトップメーカーとして製造・開発を続け、今では「ハンガーレール シリーズ」として豊富なラインアップで提供しています。

今回は、活用シーンをイメージしていただくために、「ハンガーレール シリーズ」の用途事例をご紹介します。

（公開：2025年12月15日）

 

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■事例１ ― アパレルショップ

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“ 要望：商品をレールに吊るして展示レイアウトを変更しやすくしたい ”

✅ 使用したハンガーレール シリーズ：スチール ハンガーレール4号（#4）

●選定ポイント：中重量に対応する4号（#4）で、レールの広い吊りピッチを確保

レールの吊りピッチが広いため、「スチール ハンガーレール4号（＃4）」を提案。レールは特注の電気メッキ仕上げを施し、「服の工場」を表現したいというブランド側の要望にも対応した。

 

●製品の特長：質量300kg まで対応する（複車2個吊り当たり）スチール ハンガーレール部品

中重量の扉や製品を吊るすことに適した屋内向けのスチール ハンガーレール部品。レールは粉体塗装仕上げ（標準品）、 吊り車は電気亜鉛メッキ仕上げ。

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■事例２ ― リハビリ施設

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“ 要望：歩行練習や運動ができる器具・レールを廊下の天井に設置したい ”

✅ 使用したハンガーレール シリーズ：フラットバーレールFT

●選定ポイント：幅が狭い廊下の天井にR300カーブレールで特注対応

介護施設の廊下に設置するために、小回りが利き、器具も吊り下げられる FT型を提案。運動に合わせて吊り輪が回転する様に、単車と回転軸をセットした構造に。

 

●製品の特長：様々なカーブに特注対応。物流倉庫や製造ラインにも最適

フラットバーレール（スチール製）で、様々なカーブレールに対応（最小R250）。吊り車は単車40kg～、複車80kg～対応（FT100の場合）。製品移動や治工具の吊り下げまで用途が多彩。

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■事例３ ― 図書館／本屋

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“ 要望：本棚整理用タラップ（はしご）を、カーブ形状の棚に沿って静かに移動したい ”

✅ 使用したハンガーレール シリーズ：ニュートンシリーズ N20

●選定ポイント：静音性と走行性に優れた「ニュートン」シリーズを提案

静かさを求められる図書館にて、静音性と操作性に優れた「ニュートンN20」を提案。複車とタラップを連結し、カーブレール内を複車が走行する仕様で進めた。

 

●製品の特長：戸車やレールの仕様により、大きくて重い扉も楽に開閉可能

戸車の外周に樹脂を採用し、走行音を約20％ダウン※。また、戸車の軸受ベアリングやレールの形状により、開扉力を約80％軽減※。力の弱い方でも楽な開閉が可能に。※自社製品との比較（自社試験調べ）。

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■事例４ ― 塗装工場／熱処理施設

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“ 要望：大型製品の焼付塗装時に乾燥炉まで製品をレールで運びたい ”

✅ 使用したハンガーレール シリーズ：スチール ハンガーレール4号（#4）

●選定ポイント：質量300kg まで対応する（複車2個吊り当たり）スチール4号（＃4）の特注品で選定

大型の重量物を吊り下げる想定で提案。吊り車は耐熱グリスを封入した特注仕様。250℃以上でも潤滑性の保持を実現した（規格品は最大60℃まで）。

 

●製品の特長：工場・倉庫の扉に最適な、屋内向けスチール ハンガーレール

中重量の扉や製品を吊るすことに適した屋内向けのスチール ハンガーレール部品。標準でレールは粉体塗装仕上げ、規格品の吊り車は電気亜鉛メッキ仕上げ。

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■事例５ ― ホテル

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“ 要望：（台風の影響が強い地域にて）強風時の時だけ飛来物対策に保護ネットを吊り下げたい ”

✅ 使用したハンガーレール シリーズ：ステンレス ハンガーレール4号（#4S）

●選定ポイント：屋外出入口のため、耐食性に優れたステンレスを提案。ネットの質量から4号（＃4S）を選択

雨風が当たるエントランスの軒先に設置するため、サビにくい「ステンレス ハンガーレール」を提案（SUS304製）。ネットを使用しない場合は、吊り車を外せる様に切り欠きをレールに施した。

 

●製品の特長：質量55kg まで対応する（単車1個吊り当たり）ネット吊り下げ可能なリング付単車

扉を吊るす用途以外に、治工具や製品を 吊り下げるのに最適な「リング付単車・シャックル付単車・ツール単車」等を多彩にラインアップ。

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■事例６ ― ビルメンテナンス（窓ガラス清掃・外壁点検）

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“ 要望：ゴンドラ等が設置できない場所での高所作業に、作業員の墜落防止装置を設けたい ”

✅ 使用したハンガーレール シリーズ：メンテナンスレール MRA

●選定ポイント：ハンガーレールのノウハウを活かし、専用の墜落防止装置を開発

〈商業施設の狭小スペースや屋内フロアなど、ゴンドラやクレーン車が利用できない場所ではビルメンテナンス（清掃・点検）が行いにくい〉という課題が業界にあった。そこで、足場の無いビルメンテナンス時に、高所作業員を吊り下げて移動するためのセフティレールシステム「メンテナンスレールMRA型」を開発。天井面にレールを常設し、清掃時に命綱をローラに取り付けることで、安全かつスムーズな水平移動を実現した。

 

●製品の特長：耐食性に優れたステンレス部品で屋外にも対応。特注の吊り車で「耐荷重 500kg」を実現（ローラ2個吊り当り）

作業者を吊り下げるために自社試験で安全試験を実施。オールステンレス部品によって耐久性も確保。特注ローラで耐荷重とスムーズ移動を実現。

 

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■ダイケン ハンガーレール シリーズ【用途事例（導入事例）】をご紹介 まとめ

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建築金物総合メーカー 株式会社ダイケンは、戦後まもなく工場や倉庫など大きくて重い扉の吊り下げができる「ハンガーレール シリーズ」をの製造を始めました。今ではトップメーカーとして多彩なラインアップをしています。

そんなハンガーレールシリーズは、扉を吊るすだけでなく、ディスプレイ什器や運動施設の器具吊り下げ、防風対策、熱処理施設などの特殊環境での製品吊り下げ、高所作業員の吊り下げなど、用途の幅が拡がり続けています。

もし、ハンガーレールの利用で悩まれているなら、検討段階でもOKですので、「特注・用途相談フォーム」からお気軽にお問い合わせください！

 

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