世界のHACCP(ハサップ)導入状況をご紹介


「HACCP(ハサップ)」は、アメリカのアポロ計画の中で宇宙食の安全性を確保するために発案された衛生管理手法です。その後、食品業界に評価されたことをきっかけに、世界に広がり、いまでは衛生管理の国際的な手法となりました。

その中で残念ながら日本は、HACCP後進国です。ですが、日本もインバウンド需要の高まりや国際的なイベントの開催等でグローバル化が加速しており、食品の衛生管理も世界基準を満たす必要が出てきました。
その流れを受けて、2020年6月より、日本の食品関連事業者にもHACCPの導入が求められるようになります。

では、先行する各国の導入状況はどうなのでしょうか?今回は、日本以外の世界のHACCP導入状況をご紹介します。

 

【 目 次 】

世界のHACCP導入状況

世界のHACCP(ハサップ)導入状況をご紹介 まとめ

 

■世界のHACCP導入状況


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米国(アメリカ)/1997年~

HACCPを生み出したアメリカは、1997年より州を越えて取り引きされる水産食品、食肉・食鳥肉及びその加工品、飲料について、順次、HACCPによる衛生管理を義務付けしています。さらに、2011年1月に成立した「食品安全強化法」は、次の①、②を義務付けています。

① 米国内で消費される食品を製造、加工、包装、保管する全ての施設のFDAへの登録とその更新を義務付け。

② 対象施設においてHACCPの概念を取り入れた措置の計画・実行を義務付け。

 

 

EU

EU(欧州連合)/2004年~

フランス、イタリア、ドイツなどが加盟している欧州連合では、2004年より、一次生産を除く全ての食品の生産、加工、流通事業者にHACCPの概念を取り入れた衛生管理を義務付けています。なお、中小企業や地域における伝統的な製法等に対しては、HACCP要件の「柔軟性」が認められています。

 

 

カナダ/1992年~

1992年より、水産食品、食肉、食肉製品について、順次、HACCPを義務付け。

 

 

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オーストラリア/1992年~

1992年より、輸出向け乳及び乳製品、水産食品、食肉及び食肉製品について、順次、 HACCPを義務付け。

 

 

韓国/2012年~

2012年より、魚肉加工品(蒲鉾類)、冷凍水産食品、冷凍食品(ピザ類、饅頭類、麺類)、氷菓子類、非加熱飲料、レトルト食品、キムチ類(白菜キムチ)について、順次、HACCP を義務付け。

 

 

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台湾/2003年~

2003年より水産食品、食肉製品、乳加工品について、順次、HACCPを義務付け。

※参考出典:厚生労働省 HACCP企画推進室 「HACCP導入普及推進の取組」

 

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■世界のHACCP(ハサップ)導入状況をご紹介 まとめ


食品の製造・流通がグローバル化している今、食品の安全性を向上させていくことが世界各国の共通課題となっています。
残念ながら日本は各国よりもHACCPの制度化が遅れています。当然、HACCP先進国は、いち早くHACCP導入やHACCPをベースとした食品管理規格を策定・施行しています。そのため、日本から食品を輸出するには、輸出先国が定めるHACCPルールや衛生管理規格に対応することが必要です。場合によっては、HACCP認証の証明が必要になることもあるかもしれません。
条件によっては、「自社のHACCP導入だけでは輸出基準を満たさない」ことに注意しましょう。

 

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