トラック荷役作業の安全対策・作業の省力化に貢献!
常設型 墜落防止装置【アシストレールASR型】
改正 労働安全衛生規則第518条には、「高さ2m以上の箇所で作業を行う場合において(中略)労働者に墜落制止用器具を使用させる等、墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない」と定められ、労働者の墜落事故防止に対する意識が高まっています。
そこでおすすめなのが、常設型 墜落防止装置【アシストレール ASR型】です。
【アシストレール ASR型】は、トラック荷役作業やトラック待機場・検車場での安全対策に最適な常設型の墜落防止装置です。
今回は、そんな【アシストレール ASR型】をご紹介します。
(公開:2025年6月25日)
■改正 労働安全衛生規則が施行
改正 労働安全衛生規則が施行
【改正 労働安全衛生規則第518条】には、「高さ2m以上の箇所で作業を行う場合において(中略)労働者に墜落制止用器具を使用させる等、墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない」と定められています。
そこでダイケンの常設型 墜落防止装置「アシストレールASR型」が役立ちます。
■トラック荷役作業の墜落防止に最適な
常設型 墜落防止装置【アシストレール ASR型】とは
ASR型は、トラックの荷役作業やトラック待機場・検車場での作業の安全対策に最適な、常設型の墜落(転落)防止装置です。倉庫等の天井面の形鋼にレールを固定し、レール内にランナーが走行する仕組みです。作業者を墜落制止用器具(別売)で吊り下げながら、スムーズな移動を実現し、作業の省力化にも貢献します。
※作業を行う際は、必ず厚生労働省の定めた『墜落制止用器具の規格』適合品をご使用ください。
※設置高さによりリトラクターまたはショックアブソーバー付きの墜落制止用器具を使用される場合、落下距離の長さが作業床の高さを超えないようにご注意ください。
命綱と連結しやすいリングサイズ
ランナーのリングサイズは命綱用の連結フックが付けられる内径Φ20㎜を採用。
■利用シーンに合わせたレール納まりに対応
さまざまなシーンで活躍
レールは、直線レールとカーブレールがあり、水平移動に最適な【直線納まり】や、作業範囲が広がる【L字納まり】、荷台上で360°移動可能な【O字納まり】など、利用シーンに合わせたレール納まりに対応可能です。
<直線納まり使用イメージ>
※1つのレールに対して作業者は1人まで。
<L字納まり使用イメージ>
直線レールとカーブレールでL字状にレールを設置した納まり。荷物の固定や積み込み・荷降ろし等をスムーズに移動しながら作業可能。カーブレールに沿って移動し、扉横に命綱を収納できます。
※1つのレールに対して作業者は1人まで。
<O字納まり使用イメージ>
直線レールとカーブレールでO字状にレールを設置した納まり。荷台上の荷物の周りを安全に移動できます。O字のレール形状により荷台上で360°移動でき、シートを被せるなどの作業が可能です。
※1つのレールに対して作業者は1人まで。
■施工しやすいシンプルな構成部品と【後付ブラケット】
〈アシストレール ASR型 構成部品〉
構成部品は、直線レール、カーブレール、ランナー、ブラケット、ストッパー、エンドキャップの6点。レールの材質は、軽量で取り扱いが容易なアルミ製。
〈既設の形鋼に取付可能な後付ブラケット〉
既存の形鋼にも取付可能な後付ブラケットもあり、形鋼幅に合わせた2種類(幅100~200/201~300㎜)のラインアップがあります。新築・既築物件に対応可能。形鋼にひっかけ、ボルトで締め付けることで設置できます。
※厚みは8~22㎜まで。
▼ASRの詳細を動画でチェック
ASR型の安全基準について
現在、本製品に対する公的な安全基準は制定されていません。そこで関連製品の墜落制止用器具の安全基準に適合した衝撃荷重試験を社内で実施しています。
【衝撃荷重試験】
・ L2000直線レールの連結部と中央部で錘を自由落下させる。
条件:錘総重量100㎏、落下距離1700㎜
【結 果】
・結果:落下周辺部品に変形はあったが衝撃を吸収し、錘は落ちなかった。
一度でも強い衝撃を受けた場合は該当部分を交換してください。
【ご注意事項】
●作業者の墜落を防止する目的以外に使用しないでください。
●ランナーは、当該レール専用の安全器です。他の目的には使用しないでください。
●ランナーは、分解・組立または改造などを行わないでください。
●常にテンションを掛けた状態での使用はしないでください。
●ランナーに体重をかけて作業をしないでください。
●作業を行う際は、必ず厚生労働省の定めた『墜落制止用器具の規格』適合品をご使用ください。
●設置高さによりリトラクターまたはショックアブソーバー付きの墜落制止用器具を使用される場合、落下距離の長さが作業床の高さを超えないようにご注意ください。
●車両上での作業や荷受け作業の安全対策として使用する場合、作業床高さが2m以上になる場合は必ず墜落制止用器具をご使用ください。落下距離の長さが作業床高さを超えないようにご注意ください。
●移動する際はランナーが必ず作業者の真上にくるようにリトラクターまたはランヤードを持ってランナーを移動させてください。
●レールやランナーに一度でも強い衝撃を受けた場合には、外見に異常が無くても安全のため交換してください。
●本製品は防爆仕様には対応しておりません。可燃性ガスや可燃性液体の容器またはタンク付近、危険雰囲気を生成するおそれがある場所では使用できません。
■トラック荷役作業の墜落防止!
【アシストレール ASR型】 まとめ
【改正 労働安全衛生規則第518条】には、「高さ2m以上の箇所で作業を行う場合において(中略)労働者に墜落制止用器具を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない」と定められ、労働者の墜落事故防止に対する意識が高まっています。
ダイケンの常設型 墜落防止装置「アシストレールASR型」なら、作業者を墜落制止用器具(別売)で吊り下げながら、スムーズな移動を実現し、作業の省力化にも貢献します。トラック荷役作業やトラック待機場・検車場での作業など、高さ2m以上で行う作業の安全対策をサポート。倉庫等の天井面の形鋼にレールを固定し、レール内にランナーが走行する仕組みです。ランナーのリングサイズは命綱用の連結フックが付けられる内径Φ20㎜を採用。レールは、直線レールとカーブレールがあり、水平移動に最適な【直線納まり】や、作業範囲が広がる【L字納まり】、荷台上で360°移動可能な【O字納まり】など、利用シーンに合わせたレール納まりに対応可能です。構成部品は、直線レール、カーブレール、ランナー、ブラケット、ストッパー、エンドキャップの6点。レールの材質は、軽量で取り扱いが容易なアルミ製。また、既存の形鋼にも取付可能な後付ブラケットもあり、形鋼幅に合わせた2種類(幅100~200/201~300㎜)のラインアップがあります。新築・既築物件に対応可能。
トラック荷役作業やトラック待機場・検車場の作業での安全対策をサポートし、作業省力化にも貢献する墜落(転落)防止装置【アシストレール ASR型】を是非、ご検討ください。
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