雪庇対策に!屋根には【雪庇発生軽減装置】の設置がおすすめ


 

雪国では毎年冬になると、マンションなどの住宅の屋根の軒先や、ビル屋上にあるパラペットに発生する『雪庇(せっぴ)』雪庇とは、吹雪が建物の屋根の風下に徐々に集まることで、氷状の雪の塊になる現象です。

この雪庇は、放っておくと重みに耐え切れず落雪してしまうため非常に危険です。さらに雪庇につららができている場合は、危険性が増します。これらが原因で、人身事故窓の庇・カーポート等が破損する物損事故といった雪害にもつながります。

雪庇の例

ダイケンは、そういった問題を解決するための雪庇防止金物として【雪庇発生軽減装置 スノーテクター】を製造販売しています。
今回は、雪庇をガードする雪庇対策に役立つ【雪庇発生軽減装置 スノーテクター】をご紹介します。

(公開:2021年11月1日)

【 目 次 】

雪庇対策に役立つ雪庇発生軽減装置 スノーテクターとは

雪庇発生軽減装置 スノーテクター ラインアップ

雪庇発生軽減装置 スノーテクターのご購入方法

雪庇対策に!屋根には【雪庇発生軽減装置】の設置がおすすめ まとめ

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■雪庇対策に役立つ雪庇発生軽減装置 スノーテクターとは


連棟物置・灯油タンクなどを製造する
建築金物総合メーカー ダイケンが開発

ダイケンは、北海道や青森などの雪国の方々に永らくご愛用いただいている『連棟物置・灯油タンク(ホームタンク)等を製造販売する、建築金物総合メーカーです。(創業1924年/本社:大阪)

連棟物置 灯油タンク

▼ダイケン ホームタンク記事を公開中▼ホームタンク ブログリンク

 

こういった実績から、雪国でお住まいの方々のお困りごとを解決するために、建築金物総合メーカーならではの豊富な経験と技術を活かし、雪庇をガードする【雪庇発生軽減装置 スノーテクター】を開発しました。
スノーテクターを設置することで、雪害を防ぐだけでなく、雪庇を取り除く作業の負担も軽減することが可能です。

 

〈雪庇発生軽減装置 スノーテクター施工例〉

スノーテクター

 

 

スノーテクターの効果

雪庇発生の原因となるメカニズムは、風下側軒先に吹雪の渦形成により飛雪粒子が付着することで雪庇ができると考えられています。スノーテクターは、この吹雪の渦を上方に飛ばす滑走路の役目を果たすことで、パラペット笠木付近への雪庇発生をガードします。


※積雪がスノーテクターの頂部に達すると吹雪を飛ばす効果が無くなります(図A)。融雪ヒーターの設置や適時除雪作業を行ってください。

 

雪庇発生軽減装置 スノーテクターの性能試験〉

・「風洞試験による可視化」では、風(白煙)がルーバー間より斜め上方に飛んでいる。
・「風洞試験によるコンター図」では、10m/sで送風した風が、ルーバーを伝い斜め上方に20.7m/s(約2倍)の風速で抜けている。また、遠くまでその効果は続き渦形成(風の巻き込み)は発生していない。

 

雪庇発生を抑える設計

ルーバー最下段の隙間を狭く設計したことにより、雪庇発生を抑えます。

 

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■雪庇発生軽減装置 スノーテクター ラインアップ


スノーテクターは、マンションやオフィスビルなどの屋上のパラペットに設置します。RC設置用です。

 

ルーバータイプ KLB4-A型〈防水押え仕様〉/KLB4-K型〈オープン笠木仕様〉

ルーバーの間から吹雪を上方に飛ばす「ルーバータイプ」。本体はアルミ製。

KLB

 

デルタタイプ KHS2型〈オープン笠木仕様〉/KHS2-B型〈防水押え一体仕様〉

三角形状に沿って吹雪を斜め上方に飛ばす「デルタタイプ」。高さ「350mm」と「500mmタイプ」をラインアップ(KHS2-B型はH350mmのみ)。より深い積雪に対応し雪庇発生の軽減に貢献します。本体はアルミ製。

 

 

 

雪庇発生軽減装置 スノーテクターのご購入方法


当社は一般の方への直接の販売は行っておりません。また、施工工事も対応しておりません。お手数ですが、ご購入・設置の手配は、最寄りの工務店や建築金物取り扱いの販売店をご利用ください。

※製品についてのお問い合わせは、最寄りのダイケン営業所までお願いいたします。

【製品に関するお問い合わせ】
●北海道:ダイケン札幌支店
●青森・秋田・岩手:ダイケン盛岡営業所
●山形・宮城・福島:ダイケン仙台営業所
●新潟・長野・群馬・栃木・埼玉:ダイケン埼玉営業所
●東京23区:ダイケン東京支店
●神奈川・山梨・都下エリア:ダイケン西関東営業所

 

 

■雪庇対策に!屋根には【雪庇発生軽減装置】の設置がおすすめ まとめ


建築金物総合メーカー ダイケンは、雪国の雪庇をガードする「雪庇(せっぴ)対策」となる雪庇防止金物として【雪庇発生軽減装置 スノーテクター】を製造販売しています。

雪庇発生の原因となるメカニズムは、風下側軒先に吹雪の渦形成により飛雪粒子が付着することで雪庇ができると考えられています。この吹雪の渦をパラペット笠木付近に発生させないために、スノーテクターは吹雪を上方に飛ばす滑走路の役目を果たします。

スノーテクターは、『ルーバータイプ KLB4-A型〈防水押え仕様〉/KLB4-K型〈オープン笠木仕様〉』と『デルタタイプ KHS型〈オープン笠木仕様〉/KHS-B型〈防水押え一体仕様〉』の2種類をラインアップしています。用途に合わせてご選択ください。なお、当社では直接の販売を行っていませんので、最寄りの工務店や建築金物取り扱いの販売店等をご利用ください。

雪庇による人身事故窓の庇・カーポート等が破損する物損事故といった雪害を防ぎ、雪降ろし作業の負担も軽減できる、ダイケンの【雪庇発生軽減装置 スノーテクター】を是非ご検討ください。

 

 

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